長野原の萩原さんのこと

いぜん私がはたらいていた職場の先輩、

萩原睦男さんが、長野原町の町長選に出馬表明をしました。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140330ddlk10010093000c.html

私は四年前の選挙のあと、誘われて永田町の議員会館ではたらき、そこで政治のイロハを勉強しました。萩原さんはそのときの先輩です。


萩原さんは「長野原の町おこしをしたい!」という思いから議員秘書になり、

私も同じ様な気持ちが強かったものですから、

秘書時代は、群馬県の未来のビジョンについて、ふたりで毎夜何時間も語り明かしたものです。

私はその後、事情があって政治の世界を離れ、民俗学者として地域文化振興の道に進みましたが、

萩原さんはやはり「政治的リーダーシップによる町おこし」への思いが強かったのでしょう。

町長選への立候補を決めたのも、きっとそのためだと思います。

議員会館を離れてからは、二人ともそれぞれの道を歩みました。
私はしばしば萩原さんに心配をかけましたが、
同僚ではなくなったあとも、
萩原さんは私のことを気遣って、いつも優しくはげましてくれました。

去年私が、群馬の地域文化賞を頂いたときも、萩原さんは心から喜んでくれ、町おこしの仕事で忙しいなか、長野原から前橋までお祝いに駆けつけてくれました。

萩原さんは、嘘のない誠実な人柄で、
 
弱い人や傷ついた人のことを気遣う優しさと、

正しいことのためなら

どんな大きな相手にも立ち向かう挫けない心の持ち主です。


つらいときやくるしいとき、

私以外にも、萩原さんに勇気をもらった人はきっとたくさんいるでしょう。



そんなみんなのためにがんばってください。




 
みんなの思いが現実となりますように!



佐藤 喜久一郎