2011-01-01から1年間の記事一覧

なつかしい着物

先日、高崎市の染料植物園で芝崎重一さんの講演会があり、 家族で出かけてきました。 芝崎さんは伊勢崎織物の復興を目指して、ユニークな活動をされている方で 私が織物の歴史について論文を書いた時にもたいへんお世話になったのです。 糸や染色についての…

植木屋さん

イラガの幼虫が大発生したので、明日は庭の消毒をすることになっている。 食欲旺盛なこんなのも沢山いる。 しかし、かえるがようやく大人になったばかりなのに、 殺虫剤をまいてみんな死んだらどうしよう。 だんごみたいなやつ。

豆みたいなの

葉っぱのうえに豆みたいのがいた。 手足が生えたてのオタマジャクシだ。 形だけはもうかえるだが まだこどもなので、身をよせあってじっとしている。 お土産屋で買った陶器のかえるに形も大きさもそっくり。

笑いをとる話

関西の学会からかえってきました。 この機会に懐かしい方々に会え、また楽しい思いでづくりができました。 おいしいものもたくさん食べられて、満足です。 仕事のほうは、新しい論文集の出版にあわせて、 宣伝ともりあげのために「新しい郷土研究を目指して…

懐かしい仲間

今週は週末から滋賀県立大で学会があるので、いままじめに準備をすすめている。 さっきようやくできた。 考えてみたら、彦根はすごく久しぶりだ。 来年、民俗関係で論文集の企画があるので、それに関係した発表をすることになっている。 ぼくは、自分ひとり…

今日の大雨のこと

今日の大雨で、 実家近くの川は轟々と音をたててながれています。 市内の様子がニュースにでましたが、 心配してメールをくださった方、ありがとうございます。 かなり増水して橋の下の道が冠水しました。 でもだんだんおさまってきています。

森之助は長生き(真田と尼子の十勇士の話)

先日、尼子十勇士について書いたとき相木森之助について少し触れたが、 この森之助 真田十勇士のひとりになる可能性もあった。 お盆のあいだいに読んだ『真田三代記』に、相木森之助が最初から最後まで出てきた。 さいしょ森之助は敵方の勇士として登場する…

So take your fast car and keep on driving

昨夜はやらなくてはならない原稿があって一晩中おきていた。 耳を澄ましてみると、遠くの道を走り抜けてゆく自動車の音が聞こえる。 夏だ。 こんなときいつも思い出すのは、 Bruce SpringsteenのRACING IN THE STREETだ。 そのまま訳したら「公道レース」と…

更級草紙

栗杖亭鬼卵著『勇婦全伝 絵本更級草紙』(文化7年 序文)を読んだ。 「昨日別の本を読み終わったところなのに、 ずいぶん早く読めるね、他の書類も沢山あったのにどうしたの?」 「早く読む訓練をしているから、ちょっとした草紙ものなら一時間くらいで読め…

愉快な十勇士

『尼子十勇士』(明治16年 春陽堂)を読んだ。 鍛代敏雄さんの「山中鹿介と小説」(『山中鹿介のすべて』所収)に付けられたリストによると、近代の鹿介ものの小説ではもっとも早いもののひとつらしい。 最近はネットの近代図書ライブラリーで、こういう本が…

兵語

昨日不思議な夢をみたので、今日は和本の書棚を開けてみた。 わが家にはさほど珍しい本はないが、少し前、家の建て替えのときに和本を入れた茶箱が二つでてきて、 そこに旧藩関係の書物が何点か混ざっていた。 聞いた話では、伊勢崎藩の御典医を勤めていた栗…

知己との別れ

雨だ。 先日迄の猛暑から一転して、今日は肌寒い一日となった。 そんななか、論文を出しにあわてて外にでかけて、帰りに急な雨にあい、近くにある大樹の木陰に避難する。 雨宿りをする先客の老人がいて、ひとことふたこと言葉を交わすが、なかなか雨はやまな…

七難八苦

今日は山中鹿介が毛利に討たれた日だ。山陰のほうではきっと追悼の行事が催されているだろう。 少し前の話だが、ご縁があって何ヶ月間かTVの某戦国バラエティ番組の監修をした。何人かで分担したが、山中鹿介の回はぼくの担当だったので、放送時には名前がテ…

是を以て死すとも足る

同じ歳の郷土の学者がどんな人だったのか気になりだし、 図書館にでかけて、生田万についてぼつぼつ調べてみた。 「余既に師友の譴を被る。故に門戸を閉ざして以て大中経を読み、また時々、詩を賦し文を属して従容、自ら楽しみ自ら遣る。是を以て死すとも足…

雲をつかむような話

朝まで原稿を書いていて、明け方少しうとうとしたら夢をみた。 どんな夢かはもうわすれたが、 「あなたはいつも夢にでてくる人ですが、今日こそお名前を明かしてくれませんか」 誰かにそんなことを懇願している。 自分の台詞がどことなく滑稽で、目が覚めた…

救世主

このところ取材と調査でいろいろな家をお邪魔していて 時に政治の話になることもある。 「日本には救世主はあらわれないのか」 「明治維新の若者のような人はいないのか」 このような問いかけを最近しばしば耳にする。 特に高齢者にそうした意見が多い。 昨…

地震対策

本を上へ上へと積んでいくうち、たくさん塔ができてしまった。 それでも地震対策を考え、重い本は下におろした。 軽いのだけ上に積み、半分は箱に入れた。 落ちて壊れる箱入り、古い本は別の場所へ。 これでもかなり危ないとおもう。 とりあえずの整理で、ジ…

群馬純潔同盟

このあいだ、しりあいの古本屋さんに、昔の「群馬純潔同盟」の機関誌が出ていることに気づき、急いで買った。 こういうものは部数がすくないし、近くの図書館にも置いてなかったような気がする。 (あとで調べたら県立図書館にはあった) 会員の家でもすでに…

メンテナンス中

ひつじ大学と運営委員会のブログがメンテナンス中。 今年は多胡郡設立1300年なので、大きなイベントを秋くらいにはやりたい。

You can hear the whistle blow a 100 miles

あさって講演会に呼ばれたので、ひさしぶりに家に帰ってきた。 なつかしい。 庭にミツバチが巣をかけていた。 ゆっくりしたいけど、終わり次第すぐまた出発。 「もし君がぼくの乗る汽車に間に合わなかったら、ぼくが遠い旅路についたことを知るだろう。 そん…

羊太夫の子孫(だいたい終わり)

民俗学の場合、困ったときには、だいたい比較してみます。 例えば�Bの人が自分を知るには、 たくさんいる他の�@�A�Bの家々のほかに、 この方面の有名な家と比べてみればおよそのイメージがつかめるでしょう。 まずは2軒くらい。 ⑴高麗神社の高麗家 ⑵那須国…

羊太夫の子孫(さらに続き)

毎回文体がかわりますが、 羊太夫の子孫の話の続きです。 「羊太夫」の正体ということで三回目。 「羊太夫」というのはへんな名前です。「羊」+「太夫」ですよ。 別の地域には、「白太夫」「百太夫」「花太夫」などがいるので、そういうことに関心のある人…

羊太夫の子孫 続き(途中)

羊太夫の子孫と言われる �@�A�B だが、世間が渡来人云々を言うようになったのはつい最近のこと。 例えば、江戸時代に地元の人々に広く読まれた、羊太夫の物語(「羊太夫縁起」などの題名が付いている)などでは、 1、羊太夫は天人の子孫である 2、天津児屋…

清悦みたいな何か

多胡郡建郡1300年のイベント関係で、ぼくの故郷の町(伊勢崎市)でも、ちょっとした勉強会をすることになったよ。 詳しいことは未定だけれど、日にちは5月7日ということになっている。 ただ、伝説の話はあちこちで何回もしたから、今度は少し違うテー…

2月19日 ヤマダ電機でお会いしましょう

今度の19日 久しぶりに群馬に帰って、講演会をします。 懐かしい羊太夫の話を といっても、ひつじ大学の主催ではないのですが、 調査で知り合い、お世話になっている宮司さんから誘われて、 多胡郡建郡1300年記念の一環としてのイベントです http://ho…

いがいにも

きのう、大学院時代の知り合いが集まる会合があり、 懐かしい顔がたくさん。 ひさしぶりに学生に戻ったような気持ちに。 「ブログ見てるよ」 「きみらしい」 意外な反響あり。 わりとみんな見ているんだね。 なんか恥ずかしくなってきたりして。