群馬純潔同盟

このあいだ、しりあいの古本屋さんに、昔の「群馬純潔同盟」の機関誌が出ていることに気づき、急いで買った。

こういうものは部数がすくないし、近くの図書館にも置いてなかったような気がする。
(あとで調べたら県立図書館にはあった)
会員の家でもすでに処分していたり、どこかにしまい忘れたりして、割とのこっていない。

どうもなくしたみたいだ。

その会員の家というのは、実は私の家のことだが、
こういうことに関心のある曾祖父が評議員をしていたのである。

隣のSさんのおばあさんをはじめ、近所の人もかなり入っている。
会長のMさんが救世軍をやっていたので、その関係者も多いようだ。

機関誌のうしろに付いていた名簿を家族とみて「あの人はこうだった」「この人はこうだった」と懐かしい話をした。

マイナーな内輪の組織だとおもっていたが、ちょっと調べてみたところ、最近は小野沢あかね先生の『近代日本社会と公娼制度』という本でも大きくとりあげられており、世間からも注目されているようだ。

よい機会なので、自分でも周りの人にいろいろ聞いてみようとおもう。