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「令和元年度 ひつじ大学研究シンポジウム 若手研究者交流会」を下記日程で開催することとなりましたのでご案内申し上げます。今回のテーマは「群馬県の秘境イメージと妖怪」です。
これまで群馬県地域は、「気軽に行ける秘境」として多くの人々の好奇の眼差しに晒されてきました。奇怪な伝説に満ちた野蛮な土地であり、妖怪や心霊スポットの噂にもこと欠きません。しかしその実態はどうなのでしょうか?
今回は新進気鋭の二名の妖怪研究者を講師にお迎えし、これまでにない視点で「群馬県の地域性」を論じていただきます。ご多用中とは存じますが、是非ともご出席を賜りますようお願い申し上げます。
趣旨説明 「21世紀の民俗学における妖怪研究」
廣田龍平先生(東洋大学非常勤講師)
筑波大学人文社会科学研究科歴史・人類学専攻満期退学。
主要論文:「怪奇的自然は妖怪を滲出する 非近代的諸世界における「人ならざるもの」の褶曲」『ユリイカ』2018年2月号、「仮設住宅団地の考現学 ならびに死者がモノと言葉に残す痕跡について」『現代思想』2019年7月号
講演「突撃!隣の群馬県-栃木の妖怪研究者、秘境グンマイメージと対峙す-」
永島大輝先生(下野民俗研究会会員 公立中学校教員)
共著に『妖怪憑依擬人化の文化史』(笠間書院 2016年)論文やコラムに「創作妖怪はいかにして妖怪らしさを感じさせるのか」『昔話伝説研究』38号 2019年、「「異世界はエレベーターとともに。」You Tuberの都市伝説」(『世間話研究』27、2019年)「下野妖怪採訪」(『怪』vol.0051、KADOKAWA、2017年)
「異類博覧会へようこそ」(『怪と幽』vol.001、KADOKAWA、2019年)など。
1.日時 2020年1月11日(土)午後2時〜午後3時30分
2.場所 吉井文化会館小ホール
3.住所 〒370-2132 群馬県高崎市吉井町吉井285-2
4. お問い合わせ先 吉井文化会館 電話 027-387-3211
メール(ひつじ大学) rakura4@gmail.com