2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

生きる方法(今年の成果)

今年は論文をぼつぼつ書きましたが 今年中にでなかったものもあります。 そのひとつ。 修験道関係のあたらしい論文を書きました。 媒体などは内緒ですが、わりと一生懸命書いたものです。 (近世の修験道) 近世以降の修験道は、どう考えても「死なずに世間…

「死なずに世間に背く手段」

『修験道史研究』(和歌森太郎)は、歴史民俗学の教科書的な本のひとつですが、 序文のところに意外とラディカルな和歌森の言葉があったのを、いまなんとなく思い出しました。 「このようなこと(山に入ること)は、宗教家といわれるほどのものではなくとも…

12月のひつじ大学地域講演会

12月のひつじ大学地域文化講演会の紹介 演題「吉井山伏 矢田坊の話」 講師 久保康顕 先生 東京都市大学環境情報学部非常勤講師 江戸時代の吉井には、矢田坊や不動院という山伏がいました。 山伏はかつて、神主、僧侶とならんで庶民に身近な宗教者でした。 …