民俗学

寺社縁起調査の進捗状況

寺社縁起調査の進捗状況を新聞に取り上げていただきました。戸榛名神社の縁起は一昨年発見したときは本物だとおもいましたが、よく調べると疑問点が多く色々なことがわかってきました。同時期の文書などをさらに調べてみたらもっと詳しいことが明らかになる…

甘楽学

今夏も、高崎商科大学で甘楽学の特別講座を開講します。 今回は甘楽町の有名な「お菊伝説」について私の新しい研究成果をお話します。 参加費は千円です。全2回。初回は8月30日です。申し込みが必要なのでよろしくお願いします。 公開講座 甘楽学 定員 50名 …

しばらくお休みにします

ちょっとそこまで行って参ります。

新刊が発売されます

新刊が発売されます。 『サブカルチャー聖地巡礼 アニメ聖地と戦国史蹟』 由谷裕哉先生との共著で、私は第二部『戦国史跡巡礼』を担当しています。 テレビのお仕事をさせていただいていたころ、考えていたことをまとめたものです。

長野原特集

長野原町から帰って、もう二週間以上になります。 いまは新緑が奇麗だろうか みんなどうしているだろうと考えていると、 タイミングよく、県の文書館から『ぐんま地域文化』42号 「長野原特集」が届きました。 長野原の文化財のいくつかについて、誰にでも…

四月の地域文化講演会

四月の地域文化講演会では、バスツアーをふりかえり 多胡碑と高麗神社の歴史のおさらいをします。 4月26日(土曜日)14時〜 場所は吉井文化会館(小ホール) 講師は私です。 くわしくは改めまして。

講演会の話の続き

「離山のあなたの家が、むかし『牛宿』とよばれていたのを知っていますか、私はKさんにたのまれて、田んぼを耕したことがありますよ」という方も会場にいらして、むかしの懐かしい夏休みをおもいだした。私の家は何代も前に他の町に出たが、離山に古いお墓が…

なつかしい軽井沢での講演会

軽井沢に講演会に出かけ、懐かしい町のみんなと再会できた。 佐藤家のルーツについての講演会で、中世の古文書を紹介して戦国時代の歴史を話す一部と、佐藤佐(左)太夫の伝説について語る第二部に分けた。 佐藤家は武士と商人のふたつの顔を持ち、時の権力…

チラシをつくっていただきました

「軽井沢宿と佐藤家の伝説」 講演会のご案内 軽井沢に佐藤姓が多い理由をご存知ですか? 碓氷峠の風車の由来、佐藤佐太夫の物語、流浪の民の伝説など、 一族に代々伝わる秘伝の数々を紹介し、 軽井沢の町のなりたちを語っていただきます。 講師は佐藤一族で…

軽井沢での講演会

3月1日に軽井沢で講演会をします。タイトルは「軽井沢宿と佐藤家の伝説」 「地元民」を物語の主人公とした、珍しい歴史語りをしようと思います。 軽井沢は近代の別荘開発で全国に有名になった町ですが、 町域には、江戸時代までの三宿(軽井沢、沓掛、追分)…

新年おめでとうございます

ここ数年をふりかえりつつ 新年のお祝いに、本歌取りで歌をつくりました。 もとの歌 生田万 「岩にむす 苔のむしろの 薄くとも 八重の一重に 敷かばしかなむ」 「岩にむす こけのむしろを むしろとし しりて敷くべき 人さへもなし」 「かみつけぬ たごの石文…

ありがとうございます

群馬地域文化振興会より、 第21回石川薫記念地域文化賞 奨励賞を受賞しました。 私はこれまで、民俗学の研究者として独自の立場を貫いてきました。 このたびの受賞は、辛く厳しい時期にも、変わらず励ましてくださった 沢山の皆様のおかげです。 在野での活…

「死なずに世間に背く手段」

『修験道史研究』(和歌森太郎)は、歴史民俗学の教科書的な本のひとつですが、 序文のところに意外とラディカルな和歌森の言葉があったのを、いまなんとなく思い出しました。 「このようなこと(山に入ること)は、宗教家といわれるほどのものではなくとも…

群馬の魅力を発信

上毛新聞のオピニオン21の今季メンバーになりました。 オピニオン21は、投稿欄とおなじ頁にある囲みの論説記事です。 7回くらい寄稿する予定ですが、これまで勉強してきた楽しい神話や伝説の話をとりあげて、 群馬の古くて新しい魅力を再発見してゆきま…

大ダイジェスト版 民俗学世界大全

現代民俗学会の研究会にいってきました。 「社会学・口承文芸学におけるオーラリティ研究の展開―教育大系統の民俗学を相対化する」 教育大系統?相対化されてしまうの? 気になる。気になる。たいへんなことだ。 研究会の案内より 「オーラリティやナラティ…