雲をつかむような話

朝まで原稿を書いていて、明け方少しうとうとしたら夢をみた。

どんな夢かはもうわすれたが、

「あなたはいつも夢にでてくる人ですが、今日こそお名前を明かしてくれませんか」

誰かにそんなことを懇願している。

自分の台詞がどことなく滑稽で、目が覚めた後ひとり笑ってしまった。

だって夢なんだから。