【告知】ロマンな渡来人を質す対話の会

ひつじ大学 地域文化講演会 六月講座のタイトルが決りましたのでご案内いたします。

「ロマンな渡来人を質す対話の会ー吉井における渡来人研究の現在」

「古代のロマンにあふれた渡来人について、その実体を民俗学と考古学の分野から厳しく追求し、ユニークな対話を展開します。対話するのは、当ひつじ大学学長 佐藤喜久一郎 先生と吉井郷土資料館長の茂木由行先生です」

日時 6月16日(土) 13:30開場、14:00講演会開始

吉井文化会館小ホールにて。 



前回は「多胡碑のロマンを語る 対話の会」で楽しい語り合いをしましたが、
今回は学術的な視点で、吉井の渡来人伝説の実体に迫ります。

最新の研究成果をご紹介しますので、やや専門的な内容もありますが、
その点については私(佐藤)が噛み砕いて分かりやすく解説いたします。

私の発表部分は、『郷土再考』(角川学芸出版)に収録した論文
「多胡碑と渡来人のフェイクロア」を前もって読んできて頂けると
より理解が早いと思います。

なお、「厳しく追求」の文字を入れたのは茂木さん。
果たしてどんな追求になるのか、私もどきどきしています。